自己のスキルアップや自己実現の一環として二等無人航空機操縦士の国家ライセンス取得を目指します。
なぜ、無人航空機(ドローン)の資格なのか。ドローン業界はここ数年で急速に発展しており、さまざまな分野でその応用が広がっています。この発展は、技術の進歩、新しいビジネスモデルの登場、法規制の整備などにより進められています。むしろ、この時代に乗り遅れないようにドローンに関する知識と技術を身につけたいと思いました。
取得方法は「学科試験」、「実地試験」、「身体検査」の合格が必要とのこと。
学科試験内容の詳細
二等無人航空機操縦士の筆記試験では、安全なドローン操作を維持するために必要な知識を評価するため、以下の主要分野が試験に含まれます。試験内容は航空法規、操縦理論、通信、そして基本的な無人航空機の運用知識など。
科目
1 無人航空機に関する規則
- 航空法全般
- 航空法に関する一般知識
- 航空法に関する各論
- 航空法以外の法令等
- 重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律(平成28年法律第9号)
- 電波法(昭和25年法律第131号)
- その他の法令等
- 飛行自粛要請空域
2 無人航空機のシステム
- 無人航空機の機体の特徴(機体種類別)
- 無人航空機の種類と特徴
- 飛行機
- 回転翼航空機(ヘリコプター)
- 回転翼航空機(マルチローター)
- 無人航空機の機体の特徴(飛行方法別)
- 夜間飛行
- 目視外飛行
- 飛行原理と飛行性能
- 無人航空機の飛行原理
- 揚力発生の特徴
- 無人航空機へのペイロード搭載
- 機体の構成
- フライトコントロールシステム
- 無人航空機の主たる構成要素
- 送信機
- 機体の動力源
- 物件投下のために装備される機器
- 機体又はバッテリーの故障及び事故の分析
- 機体以外の要素技術
- 電波
- 磁気方位
- GNSS(Global Navigation Satellite System)
- 機体の整備・点検・保管・交換・廃棄
- 電動機における整備・点検・保管・交換・廃棄
- エンジン機における整備・点検
3 無人航空機の操縦者及び運航体制
- 操縦者の行動規範及び遵守事項
- 操縦者の義務
- 運航時の点検及び確認事項
- 飛行申請
- 保険及びセキュリティ
- 操縦者に求められる操縦知識
- 離着陸時の操作
- 手動操縦及び自動操縦
- 緊急時の対応
- 操縦者のパフォーマンス
- 操縦者のパフォーマンスの低下
- アルコール又は薬物に関する規定
- 安全な運航のための意思決定体制(CRM等の理解)
- CRM(Crew Resource Management)
- 安全な運航のための補助者の必要性、役割及び配置
4 運航上のリスク管理
- 運航リスクの評価及び最適な運航の計画の立案の基礎
- 安全に配慮した飛行
- 飛行計画
- 経路設定
- 無人航空機の運航におけるハザードとリスク
- 無人航空機の運航リスクの評価
- 気象の基礎知識及び気象情報を基にしたリスク評価及び運航の計画の立案
- 気象の重要性及び情報源
- 気象の影響
- 安全のための気象状況の確認及び飛行の実施の判断
- 機体の種類に応じた運航リスクの評価及び最適な運航の計画の立案
- 飛行機
- 回転翼航空機(ヘリコプター)
- 回転翼航空機(マルチローター)
- 大型機(最大離陸重量25kg以上)
- 飛行の方法に応じた運航リスクの評価及び最適な運航の計画の立案
- 夜間飛行
- 目視外飛行
試験方式
CBT(Computer Based Testing)方式により実施。CBTとは、コンピューター上で試験の出題および解答が行います。解答選択肢はコンピューターの画面に表示され、マウスを使って解答を選択。50問で三肢択一式、試験時間は30分。合格基準は80%。
とても難しそう…がんばります。
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