備忘録として、私なりの技能試験の進め方を書きます。(私はこの流れで早く作業できて、失敗がなくなりました。)
まず、開始前に準備をします。机の上にホーザン(HOZAN) 工具セットを左側に置きます。机上の手前に布尺をマスキングテープで貼り付けます。左手前にゴミ袋をテープで貼り付けます。
開始と同時に腕時計のストップウォッチをスタートします。
問題文を軽く見ます。
問題文の空いている場所に複線図を書いていきます。
- 黒色で、電源、負荷、コンセントやスイッチなど器具を書きます。
- 青色で、電源の接地側(白)とコンセントと負荷を繋げます。(白コンブと覚えています。)
- 黒色で、電源の非接地側(黒丸)とコンセントとスイッチを繋げます。(黒コンスイと覚えています。)
- 赤色で、スイッチと負荷を繋げていきます。(スイッチ・ブと覚えています。)
- 緑色に変えて、各電線の長さを記入していきます。この際、シーリングは20ミリ、ランプレセプタクルと露出型コンセントは50ミリ、その他は100ミリを必要長さに足して記入していきます。
- 問題用紙を確認して、差込形コネクタなら電線交差部を□で囲って、リングスリーブなら〇、小、中を記入します。
- 赤線部分だけ電線の色を記入します。相手の色の反対色をW・B・Rで表します。
ここから実際に作っていきます。
- まずは、器具を複線図のとおり配置します。
- 取付が必要なスイッチを連結取付枠に付けます。
- 電源側から電線を切断。シースも剥いておきます。
- 負荷(ランプレ、露出型コンセント)部分の作業をします。輪作りが必要なものをしておきたいからです。
- シーリングなどの作業をします。ストリップゲージを確認しながら作業します。
- コンセント部分の作業をします。こちらもストリップゲージを確認しながら作業します。
- 差込型コネクタをつけていきます。適当に被覆を向いておいた銅線をペンチ幅で切断していきます。ペンチ幅は約10ミリなので1ミリ程度足して切断すると作業効率があがります。
- リングスリーブ部分を必ず確認しながら接続していきます。(ここも失敗したことがあります。複線図を確認するのではなく、電線を確認してください。複線図を間違えていましたので,,,)
- リングスリーブからはみ出した部分をカットして終了です。
ゴミを片付けたあと、作品をきれいにセットします。
この流れで30分を切ることができましたし、失敗がなくなりました。参考にしてみてください。
技能試験まであと少し。がんばります!
コメント